Reviewed by jastin_HSvg
【PR】『KBEAR KB03』 音楽&FPSゲーム使用感レビュー
ご提供ありがとうございます
FPS(APEX)使用がメインのレビューです
ブンブン骨伝導健在!むしろ増し増しで大暴れ
HIPHOPと相性良し
☆音楽鑑賞好み→B
☆FPS利用Tier→D
感想は以下に続く!
【価格帯】8000円前後
【構成】 1DD(10mmベリリウムメッキ振動板) +1BA(Knowles製)+骨伝導ユニット 【音楽鑑賞】 (環境:ibasso DX180 3.5mm、4.4mm)
・見た目は値段相当か少し良く見えるかなくらい。FPは前作同様とても綺麗。ビルドクオリティは高い。良い部分でもあるが、筐体の軽さから高級感はそこまで感じない。ガシガシ普段使いできるタイプ。
・筐体の軽さと形状からか、装着感はかなり良好。骨伝導タイプは装着感が悪いと全然思った音が出ないので、前作からこの装着感の良さが気に入っている。
・2pin仕様でリケーブル可。付属のケーブルも使えはするが、このイヤホンの特性上4.4mmにリケーブルした方が、さらに良い部分を伸ばして楽しめるように感じる。イヤピもKBEAR系で良く見る種類のやつが豊富についてくる。今回はさらに装着感を向上させるため、Kiwi Ears FLEX Ear tipsに変更。
・深めに装着しないと骨伝導の響きがブワンブワンになるので、普段よりは1個小さめのイヤピサイズにした。
・最初に付属品をそのまま使用して、聞いた感想は「う、うわぁ、噂に違わぬ、バインバインだぁ(悪い意味で)」。低音だけが少し後方気味からイヤホンのハウジング内をブオンブオンと共振している感じ。一言でいうと低音が「後方で浮いてる」状態。
・ただ、前述の通りイヤピを変えて、さらに深めの装着感にするとめちゃめちゃ変化した。 バインバインと暴れていた低音はもう少し収まりがよくなり、独特ではありつつも充満するような深くアタック感がある低音に。
・このイヤホンの特徴は当然その独特の低音だが、個人的にはその低音に埋もれず美しく響き、解像度も高いボーカルがとても気に入った。低音が後方から響く影響から、ボーカルが必然的に前に出てきてる印象。高域も伸びやかで、輪郭感のある音。この辺は前作からBAが追加されてかなり進化しているように感じる。
・低域寄りのフラットなチューニングで、音色もニュートラル。
・空間のひろがりは帯域によって違って聞こえるので、特別広いとは言えないかも。定位は良い。
・ボーカルは男女ともによかったが、個人的には充満する低音に埋もれずでてくる男性ボーカルが好きだった。低音強めの男性ボーカルHIPHOP曲が特に最高で、「KAWASAKI DRIFT」「RASEN IN OKINAWA」あたりはめちゃめちゃリピートした。
☆音楽利用好み
B(S、A、A-、B、B-、C、C-、Dの8段階評価) 【FPSゲーム(APEX)使用感】
☆結論
・骨伝導が悪い方向に影響。常に銃声に「無限トントン和太鼓サウンド」が乗るため、基本的にはおすすめしない。
■検証環境
・3.5mm接続→Fosi Audio SK02(USB接続) →LoxjieD40pro(USB接続)
・PC版APEX 射撃訓練場、ミックステープ、ランクマッチにて10時間程度使用して検証。 ・エイジング50時間
■前提情報
・現在のメイン機→Moondrop Metear+NICEHCK Metear+Softears UC
・APEX最高ランク→マスター(現在はプラチナ〜ダイヤ帯でプレイ)
・APEX使用デバイス→コントローラー
■感想
・装着感は最高。長時間使用も問題なし。
・解像度は悪くなく、音の輪郭はかなりとりやすい。
・足音は割と聞き取りやすい。定位も値段なりに良好。
・最大の問題点はこのイヤホンの特徴である骨伝導ユニットが暴れている点。
冒頭の結論でも述べたが、射撃をするたびに「トントントントントントントントン」と無限の和太鼓サウンドが響き続ける。通常のイヤホンに慣れている人には、かなり違和感の残る音。これがあるだけ、使用するメリットはほぼ打ち消される。イヤピなど色々と交換し、様々な装着方法を試したが、この音は無くなることはなかった。
・VCの声はかなり聞き取りやすい。
総評
和太鼓サウンドが気にならない人にはおすすめ。
優位性
・装着感の良さとチューニングから聞き疲れなく長時間使用可。
・定位も値段なりに良好で、足音は割と聞き取りやすい。
マイナス点
・トントントントントントントントントントントントントントントントントントン
☆リケーブル
可能なら要変更
☆イヤピ
可能なら要変更
(以下それぞれS、A、A-、B、B-、C、C-、Dの8段階評価。Tierは現状メイン機のMoondrop MetearをSとして)
■定位 B-
■空間表現 D
■距離感 C
■解像度 B-
■分離感 C
■足音のくっきり感 B-
■装着感 S
■音場 普通
■コスパ D
☆FPS利用Tier
D(使用を推奨しない)